事例1 積極的に医療記録を収集し最大額3600万円を受領した事例
相談前
30年ほど前からB型肝炎を発症し、給付金が受領できることを知らずに過ごしてらっしゃったAさんから相談がありました。
まずは相談当日に、最低限の資料を持参いただき、じっくりと話をお聞きしました。お話をお聞きしたところ、給付金を受領できる可能性がありましたので、ご依頼いただくこととなりました。
Aさんは、お仕事もされており、カルテ等の収集に不安を抱えておられました。私は、弁護士の側で積極的にカルテ等資料を収集することを説明したところ、Aさんも安心しておられました。
ご依頼後
Aさんからのご依頼後、直ちに戸籍、医療記録等々必要資料の収集に取りかかりました。Aさんは幼少期から引っ越しを繰り返しており、戸籍附票が保存されていない地域もありましたが、関係機関に協力いただき、この点をクリアすることができました。
取得した医療記録などを分析した結果、慢性肝炎の支払を求めて訴訟提起することとしました。
訴訟の途中で、Aさんは肝がんが発症しました。大変不幸なことでしたが、何とか適正な給付金の給付を受けなければなりませんので、直ちに肝がんによる給付金の支払請求へと区分変更を行いました。
給付金の受領まであともう少しというところまで差し掛かりましたが、Aさんのお母さまは既に亡くなっており、「母子感染でないこと」を示す資料が不十分という障壁が立ちはだかりました。Aさん及びその家族全員にもご協力いただき、病院を突き止め、取得した資料を追加提出することでAさんは無事給付金3600万円を受領することができました。
Aさん自身が必要資料の収集などといった負担をほとんど伴うことなく、弁護士の側で主導的に解決に導くことができたため、Aさんも大変満足しておられました。最後にAさんのご家族が私の事務所を訪問してくださって、皆で喜びを分かち合ったのは良い思い出です。
アンケート
事例2 意見書を提出し最大額3600万円を受領した
事例
相談前
20年ほど前からB型肝炎を発症し、近年になって肝がんの手術を行ったAさんから相談がありました。
まずは相談当日に、最低限の資料を持参いただき、じっくりと話をお聞きしました。お話をお聞きしたところ、給付金を受領できる可能性がありましたので、ご依頼いただくこととなりました。
Aさんは、お仕事もされており、カルテ等の収集に不安を抱えておられました。私は、弁護士の側で積極的にカルテ等資料を収集することを説明したところ、Aさんも安心しておられました。
ご依頼後
Aさんからのご依頼後、直ちに戸籍、医療記録等々必要資料の収集に取りかかりました。
取得した医療記録などを分析した結果、肝がんを病態とするB型肝炎給付金の支払を求めて訴訟提起することとしました。
その中でAさんのお母さまは既に亡くなっており、「母子感染でないこと」を示す資料が不十分という障壁が立ちはだかりました。
そこで、これまでに収集したAさんのお母さまに関するカルテや血液検査などを分析し、「母子感染でないこと」を示す意見書を作成し、提出しました。これらの訴訟活動が奏功し、無事満額の給付金を受領することができました。
Aさん自身が必要資料の収集などといった負担をほとんど伴うことなく、弁護士の側で主導的に解決に導くことができたうえに、「母子感染でないこと」を示すという難題をクリアでき、Aさんも大変満足しておられました。